各社の取扱銘柄も紹介!バイナリーオプション
基礎知識
取扱業者を比較
BO取扱業者
バイナリーオプションの外為オプションは、FXと同じく通貨ペアが取引銘柄となっています。
しかし、取引ルールが全く異なるため、両社は別物の商品と言えます。
FXだと、通常10銘柄以上の通貨ペアを扱っているのが一般的です。
FX専門会社や証券会社の中には30種類以上の通貨ペアを売買できるトコもあります。
これに対し、バイナリーオプションの取扱業者は通常、米ドル円、ユーロ円、ポンド円の3種類しか取扱っていません。
多めに取扱っているIGマーケッツ証券でも上記通貨ペアにユーロドル、豪ドル円を加えた5種類のみ。
FXではスワップ金利を期待する資産運用もありますが、短期投資であるバイナリーオプションとしては、流動性の高いこれらの通貨ペアがあれば十分であると感じます。
FXはレバレッジを利用した証拠金取引であるため、最低限の資金がないと取引を開始できません。
たとえば、1ドル=80円と仮定した米ドル円を1万通貨買おうと思ったら、必要証拠金は32,000円(レバレッジ25倍として換算)、これに相場の値動きを加味すれば最低でも4〜5万円は口座に入れておかなければなりません。
これに対しバイナリーオプションは、最低1,000円から取引できる会社が多く、1,000円あれば1回の取引に参加できます。
GMOクリック証券なら100円から、トレイダーズ証券のみんなのバイナリーなら50円〜990円で取引できるので、これだと1,000円未満の資金が口座にあれば取引できます。
つまり、少額から取引をしたい方にも適しているのがバイナリーオプションなのです。
たとえばFXの場合、5万円を口座に入れ、米ドル円を1万通貨購入。
相場が予想した方向へ50銭動いた時点で決済すれば、5,000円の利益です。
GMOクリック証券の口座を利用して、バイナリーオプションで5,000円を購入し予想が的中すれば5,000円の利益となります。
50銭の値動きが無くても、1銭であっても相場が予想した方向(円高or円安)に動けば利益が生まれます。
しかも、最初に口座に入金したお金はFXの場合の1/10。
このように、バイナリーオプションでは、より少額の資金でFX以上の利益を出すことが出来るのはもちろん、わずかな相場の変動であっても効率的に利益を得ることが出来るのです。
FXでは、為替相場が急変した場合に想定以上の損失を出すことがあります。
それに備えて損切りのレートを注文時に設定することも可能ですが、多くのFX取扱い業者の場合、レートが滑って不利なレートで決済されてしまいます。
たとえば、1ドル=80円で買い注文を入れ、79.50円で損切りを設定したとしても実際には79.49円とかで損切りされていたり。
しかし、バイナリーオプションでは、相場がどれだけ予想と反対方向へ動いたとしても損失は購入した金額だけ。
FX以外の他の投資商品と比べても、リスク管理がしっかりできる商品であると言えます。
FXの場合、一時的に含み損が発生しても損切りをせず、その後、利益が出た時点で決済注文をすることが出来ます。
しかし、バイナリーオプションでは、判定レートの時間を迎えたら、そこで終了。
スタートレートと比較して円安か円高かで損益が確定してしまいます。
途中、いくら予想した方向へ相場が動いたとしても、ラストの1〜2分で反対方向へ急変したら損失が確定してしまいます。
決められた時間で損益が決まってしまい、FXのように自由に決済できないのがバイナリーオプションです。